マンチェスターシティ 悲願のCL初制覇
こんシティは‼
2023年6月11日、シティがついについに悲願のCL初制覇を成し遂げました‼
2年前に決勝でチェルシーに敗れてから、こんなにも早くこの舞台に戻ってくることができるなんて。
スターティングメンバー
Manchester City vs Inter live score, H2H and lineups | Sofascore
シティはウォーカー、アケ、アカンジの誰を使うのかがポイントでしたが、今回はウォーカーがベンチ。
インテルは、かつてシティに栄光をもたらしたジェコがスタメン。調子がいいと噂のルカクはベンチスタート。
前半の流れ
インテルは自陣に籠るのか、プレスをかけるのかが気になった立ち上がりだったが、しっかり前からプレスをかけてきた。
そうくるならと、シティはプレスをかいくぐって攻撃をしたいところだったが、、、
気負っているのか、ピッチが滑るからなのか、ロドリ、エデルソンといつもならミスしない2人の足にボールがつかない感じでロストする場面がしばしば。
しかも、インテルのプレスのかけ方が上手く、全くギュンドアンやデブライネにいい形でパスを出せない。
26分にデブライネから抜けたハーランドにスルーパスが通りシュートを放つもオナナが落ち着いてストップ。
そんな中、前半29分にデブライネが負傷。35分まで粘るも続行できず。
フォーデンに交代。そのままデブライネのポジションへ。
そのまま前半は終了
後半の流れ
前半より若干オープンな展開でスタート。
変わらずシティはインテルの守備に攻めあぐねる。
56分にはジェコがピッチに座り込み、ルカクに交代。
58分。ベルナルドがアカンジにバックパスを出すも少しずれ、エデルソンに任せる感じになったがコミュニケーションが取れてなくてラウタロが搔っ攫い大大ピンチに。
エデルソンがセーブしたがかなり危ない場面だった。
このシーンを見ていたペップも唖然とし、ピッチに膝をつき神に祈る様子だった。
そしてついに68分。
持ち運んだアカンジから抜けたベルナルドに完璧なパス。ベルナルドの中へのパスは相手に当たるもこぼれにロドリのコントロールシュートがネットに突き刺さり先制。
この試合初めていい形で出せたいつものシティの形が点に繋がった。
そして70分。負けじとインテルもデマルコのヘディングでチャンスを作るも入らず。
77分にはフォーデンの華麗なターンから1人でゴール前まで持っていきシュートを打つもオナナがセーブ。
88分にはブロゾビッチのクロスをゴセンスが折り返してフリーのルカクの前にくるもエデルソンに当ててしまい、ディアスの神セーブでシティは凌ぐ。
ラストプレーのコーナーはエデルソンが横跳びではじいて試合終了。
感想
やっと辿り着いたか。この境地に。
アブダビ資本流入後、マンチーニ、ペジェグリーニ、そしてペップと紡いできた糸を、コンパニー、アグエロ、ヤヤ、シルヴァ、フェルナンジーニョ達の先人が生地を編み、やっとCL制覇という全シティズンが追い求めていた形になったかと。
この試合でまず凄かったのはストーンズ。
彼はCBです。CBなのにポジショニング、足元の技術が上手すぎる。ボランチ業界でも世界トップランクの選手なんじゃないかと思うほどのパフォーマンスだった。奪われないし、奪うし、辛い時には持ち運び、前がかりになりそうなときは落ち着かせて試合をコントロールし。この上ない出来でした。
次にロドリ。
全ての選手に言えることだが、この試合に限らずロドリは特にこのチームに欠かせない存在だった。そして、この試合でさらにその事実を決定づけた。
立ち上がりこそ苦しんだが落ち着いて捌き、守備ではサイドまでカバーをし、そして得点を決めた。きれいなコントロールシュート。あれはオナナでも止められない。
文句なしのMOM。
長かったシーズンが3冠という最高の形で終わりました。
個人的にはCLさえ取ってくれればいいというのがシーズン初めの目標でしたが、ここまで最高の形にしてくれるとは。
マンチェスターシティありがとう。優勝おめでとう‼
来季もさらに高みを目指して突き進んでいこう。
VamosCity ‼